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はじめに

Dell™ PowerEdge™ Diagnostics バージョン 2.9 ユーザーズガイド

  サポートされるオペレーティングシステム

  PowerEdge Diagnostics でサポートされるデバイス

  Diagnostics の機能


Dell™ PowerEdge™ Diagnostics は、PowerEdge システムのための診断プログラムまたはテストモジュールのスタンドアロンのスイートです。PowerEdge Diagnostics を使用すると、シャーシ、またはハードドライブ、物理メモリ、およびネットワークインタフェースカード(NIC)などのストレージコンポーネントに対して診断テストを実行できます。グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)を使用して、システム上で PowerEdge Diagnostics が検出したハードウェアに対して診断テストを実行できます。


サポートされるオペレーティングシステム


PowerEdge Diagnostics でサポートされるデバイス

PowerEdge Diagnostics は、次のハードウェアデバイスに対する診断を提供します。


Diagnostics の機能

PowerEdge Diagnostics には、次の機能が装備されています。

この機能を使用すると、PowerEdge Diagnostics は PowerEdge システム上でテスト可能なすべてのデバイスを列挙および検出できます。列挙は、アプリケーションの起動時に実行されます。システムハードウェアを変更した場合、アプリケーションを再起動してシステム上のデバイスを再列挙してください。

この機能を使用すると、診断テストを実行したいデバイス、および選択されたデバイス上で実行したいテストを選択できます。「診断テストの実行」を参照してください。

この機能を使用すると、実行するために選択された診断テストをレビューできます。「診断テストの実行」を参照してください。

この機能を使用すると、実行中の診断テストの状態が表示されます。「診断テストの実行」を参照してください。

この機能を使用すると、診断テストの結果を表示できます。「診断テストの実行」を参照してください。

この機能を使用すると、様々な診断テストとデバイスに関するヘルプ情報を表示できます。デバイスまたは診断テストの説明を表示するには、デバイスまたはテストを選択し、GUI 内で ヘルプ タブを選択するか、または CLI 内で pediags --help コマンドを実行します。

この機能を使用すると、短時間でテストを完了できるアルゴリズムを使用できます。「テスト実行の設定」を参照してください。

この機能を使用すると、システム構成とテスト結果を保存できます。「Dell PowerEdge Diagnostics の使用」を参照してください。

この機能を使用すると、選択されたテストを指定された回数だけ反復できます。最小値は 1 で、最大値は 20 です。

メモ:CLI モードでは、PowerEdge Diagnostics は最大 999 パスを実行できます。

この機能を使用すると、診断テストを実行する期間を分で指定できます。この機能は、PowerEdge Diagnostics の CLI バージョンでのみ使用できます。

メモ:72 時間または 999 パスのどちらかに達すると、テストの実行が停止します。

PowerEdge Diagnostics は、診断テストの結果を XML フォーマットで自動生成されたファイル(result.xml)に保存します。このファイルは、Microsoft® Windows® オペレーティングシステムでは x:¥dell¥diagnostics¥log ディレクトリ(x: はシステムドライブ)に保存され、Linux オペレーティングシステムでは /var/log/dell/diagnostics/log デイレクトリに保存されます。ログファイルの最大サイズは、512 KB です。PowerEdge Diagnostics は、ログファイルのサイズが上限に達すると、ログエントリを FIFO(first-in-first-out)方式で削除します。


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