Dell PowerEdge Diagnostics バージョン 2.9 ユーザーズガイド
本項では、Dell PowerEdge Diagnostics を設定するプロセスについて説明します。
各管理下システムで PowerEdge Diagnostics を設定し、ローカルで診断を実行する必要があります。
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メモ:SC420、SC430、SC440、SC1420、および SC1430 の PowerEdge システムは IPMI をサポートしないため、これらのシステム上でのメモリ診断はサポートされません。 |
Microsoft Windows と Linux オペレーティングシステム用の PowerEdge Diagnostics インストールファイルは、Dell サポートの Web サイト support.dell.com から入手できます。
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メモ:PowerEdge Diagnostics のインストール中に、必ずエンドユーザーライセンス契約(EULA)に同意してください。 |
次の手順は、サポートされる Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行するシステム上で PowerEdge Diagnostics をインストールする方法を示します。
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メモ:スタート メニューから PowerEdge Diagnostics を実行するオプションは、アプリケーションをインストールしたシステム管理者のみが使用できます。他のすべてのシステム管理者は、インストールフォルダ内にある StartDiags ショートカットを使用してアプリケーションを実行する必要があります。 |
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メモ:PowerEdge Diagnostics 2.9 をアンインストールするには、スタート® プログラム® PowerEdge Diagnostics 2.9® アンインストール をクリックします。 |
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メモ:Dell PowerEdge Diagnostics をアンインストールするには、システムドライブに最低 40 KB の空き容量が必要です。 |
Microsoft Windows または Linux オペレーティングシステム上で PowerEdge Diagnostics を CLI モードで実行するには、x/oldiags/bin (x はインストールディレクトリ)から pediags プログラムを実行します。
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メモ:常に、x/oldiags/bin から pediags プログラムを実行してください。ネットワークにマップされたドライブから pediags プログラムをインストールまたは実行しないでください。ネットワークは、ネットワーク診断テストの一部によって切断されます。 |
次の手順は、サポートされる Linux オペレーティングシステムを実行するシステム上で PowerEdge Diagnostics をインストールする方法を示します。
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メモ:startDiags.sh を他のディレクトリに解凍またはコピーして、アプリケーションを実行しないでください。 |
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メモ:読み取り専用ファイルシステム上での PowerEdge Diagnostics の実行はサポートされていません。 |
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メモ:アプリケーションをアンインストールするには、uninstall.sh を実行します。このファイルは、インストールディレクトリ内に存在します。 |
PowerEdge Diagnostics GUI は 32 ビットのアプリケーションですが、互換性 Arch サポートパッケージが不在の場合、Red Hat Enterprise Linux(x86_64)システム上では機能しません。
ご使用の Red Hat Enterprise Linux(x86_64)システム上で PowerEdge Diagnostics を起動しようとすると、次のメッセージが表示されます。
Compatibility Arch Support package(s) [gtk, pango, and redhat-artwork] is not installed on this system. For details on installing the package(s) please refer to the README file.
(このシステムには、互換性 Arch サポートパッケージ [gtk、pango、および redhat-artwork] がインストールされていません。パッケージのインストールに関する詳細については、README ファイルを参照してください。)
この不具合を解決するには、次の処置を行ってください。
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メモ:複数の PowerEdge Diagnostics インスタンスの実行はサポートされていません。 |